7.182016
過日、私が尊敬する料理人の1人。
櫻庭氏が営む、恵比寿の名店
【ほねラボラトリー】へ。
この日は、ボルドー五大シャトーの1つ。
シャトー・ムートン・ロートシルトを所有する、
バロン・フィリップ ロートシルト社よりエルワン氏(下記写真 中央)をお招きした、
定員6名という贅沢な宴にお誘い頂きました。
この日の為に用意されたワインリストは、以下に。
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≪ WINE LIST ≫
POL ROGER
AILE d’ARGENT 2013
~ 2015 Degustation en Primeur ~
CH d’ARMAILHAC 2008
CH CLERC MILON 2006
CH d’ARMAILHAC 1989
CH CLERC MILON 1986
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2015 Degustation en Primeurは、リリース前のワイン。
プリムールワインを料理と一緒に味わえるとは、幸福でございます。
CH d’ARMAILHAC 1989とCH CLERC MILON 1986は、
今回の宴に合わせて蔵から飛行機で直送された貴重な品。
ワインは繊細な為、
移動する機会が多ければ品質に悪影響を及ぼすリスクが高くなります。
生産された蔵で移動される事なく熟成されたワインこそ、
本来の味を最も良い状態で味わえるという事ですね。
至るところに、生産者のワインと消費者に対する
実直な姿勢が感じられました。
料理をご自分でもお作りになるエルワン氏は、
会食中も櫻庭氏の仕事が気になる様子。
和包丁がお気に入りのようです。
カメラ片手に、撮影と質問。
お茶目な方でございます。
そして、今回のもう1人の主役である櫻庭氏。
(上記写真 右)
氏の産み出す料理は、
ワインに合わせて考えられています。
通常の料理人とは、全く逆の発想。
云わば、ソムリエが料理を作ると言った方が近いですね。
更に、氏の才能は空間演出や音楽に至るまで
細部にわたり表現されています。
櫻庭氏を一言で表すのであれば、
現代の「魯山人」
今回のエルワン氏をはじめ、
名だたるワイン生産者からの信頼も厚く、
生産者やワイン愛好家が足繁く通う隠れ家であります。
当日は、氏の粋な計らいで
当店の蕎麦を櫻庭流に仕立てた一品もご用意してくださり、
美味しさもさることながらお心遣いに感動致しました。
ワインと料理。
【ウノ・リエゾン】
双方の良さが最大限に引き出された、
正に特別な宴となりました。
そして、
今回の会食をサポートして下さった川口氏。
(上記写真 左)
川口氏は、我が玄武庵の開業当初からのお客様であり、
ワインについてアドバイスをしてくださる師でございます。
ワインの世界に精通したスペシャリストであり、
ワインをこよなく愛し生産地へ赴き
生産者と我々やお客様との架け橋となっている方です。
当日は、エルワン氏の通訳やサービスを担当してくださり
大変ご尽力頂きました。
気さくなエルワン氏と櫻庭氏。
同席させて頂いた皆様との楽しい時間は、
あっという間に過ぎていきました。
エルワン氏。
ご一緒させて頂いた皆様。
この度は楽しいお話を色々と聞かせて頂き、
誠にありがとうございました。
心より御礼申し上げます。
そして、この素晴らしい宴にお誘い頂いた、
櫻庭さんと川口さん。
本当に、ありがとうございました。
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