ブログ

自家製 【 本唐墨 】

LINEcamera_share_2015-11-20-06-25-21

今年も毎年恒例の、【 唐墨 】の仕込みを無事完了致しました。

玄武庵の自家製【 唐墨 】の原料は、
長崎県の壱岐対馬沖で捕れる鯔の子を使用しております。

年々入手困難となり、値段も右肩上がりです。。。
今年も何とか、入手する事ができました。

LINEcamera_share_2015-11-14-01-41-13

 

塩は、同じく長崎県の五島列島産。

昔ながらの薪で焚きつめてじっくりと作られた塩を100%使用。
マグネシウムやカリウムなどが豊富に含まれ
優しい甘味のある塩です。

 

そしてお酒は贅沢にも、
今年のご5月に蔵に伺った【 旭菊 大地 】を使用。
余計な香りや雑味が無く、鯔の子の旨味を引き出してくれます。

 

鯔の子は、血管に残った血を一本一本丁寧に
ぺティーナイフで擦り、抜き取ります。

皮を破かない様、細心の注意が必要。

 

少しでも血が残っていると、生臭みの原因になります。
骨の折れる作業ですが、手が抜けない重要なポイントです。

 

そして、塩を当て。
お酒に漬け込みます。

その後、
重しを掛けて一晩。

そして表面が乾くまで
まな板に並べ、1時間毎に裏表を返します。

これを3日間程。

LINEcamera_share_2015-11-20-06-24-03

 

表面が乾き、少し硬くなってきたら
糸を掛け、夜間は軒下に吊るして寒風に晒します。
これを約10日間程。

そして、
やっと出来上がったのがコチラ。

LINEcamera_share_2015-11-28-12-01-43

 

綺麗な飴色となり、中はしっとりと仕上がりました。
玄武庵の唐墨は、他の唐墨よりも柔らかく仕上げます。

理由は、「私が美味しいと思うから。」です!

 

お陰様で、多くのお客様にご予約を頂き
今年も残り一腹分となりました。

「今年1年のご褒美に。」
「ご家族と共に、新年を祝い。」
「お世話になった方へ、新年のご挨拶に。」
など、皆様さまざまな思いでご購入頂いております。

今年も、渾身の出来映えとなりました。

ご予約頂きました皆様
是非、美味しいお酒と共にお愉しみください!

LINEcamera_share_2015-11-28-12-00-29

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

相模原市 橋本駅から徒歩五分、日本料理とお酒をゆったりと楽しめる
「玄武庵」の詳しい情報は、こちらをご覧ください。

 

御予約・お問い合わせは、
042-703-3341
ご不明点等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

関連記事

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

最近のコメント

    ページ上部へ戻る