9.32015
涼しい日が続き、秋の気配を感じたのも束の間。
蒸し暑い日となり、秋はまだ先のようでございます。。。
夏の食材は、少しずつ終盤を迎えておりますが。
そんな中、毎年楽しみにしている木村 貞さんが育てた【白山 だだちゃ豆】の本豆が、山形県の白山地区より届きました。
【だだちゃ豆】は、7月下旬より「一番早生」から始まり、9月のお彼岸の頃迄収穫される「晩成」など10種類程あります。
中でも8月の後半から9月初旬に収穫される「本豆」が、旨味・甘味・香りがピークとなります。
山形県の白山地区で代々だだちゃ豆を栽培している、貞さん。
開業前に畑へ伺い、色々とお話を伺いました。
貞さんは、とても穏やかで優しいお母ちゃん。
伺った時には沢山の美味しい郷土料理を食べさせてくださり、夢中で食べて腹がちぎれるかと思ったのを思い出します。
貞さんが大切に育てただだちゃ豆を茹でていると、
厨房中がトウモロコシのように甘い香りでいっぱいになり。
オモワズ、味見。味見。味見。。。
もちろん、味見でございます。
決して、摘まみ食いではありません。
そう、決して。
茹でた後は、サヤを取り薄皮を一つ一つ丁寧に取り除きます。
8㎏の皮剥きは骨の折れる作業ですが、ここで手を抜くと料理の味・見た目共に悪くなる。
折角、貞さんが丹精込めて作っただだちゃ豆。
皆様に、その美味さを味わって頂く為にキッチリやります!
因みに、毎年嫁はこの季節、夢の中でもだだちゃ豆の皮剥きをしているようです。(笑)
寝言で、「すいませんっ!もうちょっとで、豆の皮剥き終わります!」
と、元気いっぱいに寝言を言っておりました。
もちろん耳元で、「後、5㎏あるよ♪」と囁いておきました。
イヒヒ・・・
そして、【ズンタ】や【すり流し】【呉汁】へと仕立てます。
今年も最高に美味いです!
皆様に、是非味わって頂きたいと思います。
それでは、気温の変化が激しい日々ですが、お体に気を付けてお過ごしください。
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9/5(土)は、【越前岬の蔵元を囲む会】の為、貸切営業とさせて頂きます。
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